他業界の景気や他社の動向について

この仕事をしているとお客様からよくされる質問が、他業界の景気や他社の動向についてです。
創意工夫されているのに・・・世間の景気のいい話が、このお客様にはもたらされていないのはなぜだ?という疑問がたえず湧いておりました。

まずは、下記の日経株価平均の推移データをご覧ください。

他業界の景気や他社の動向について

日経平均株価が、2014年10月16日14,738円38銭 (ヤフーファイナンス 2014年10月16日参照)
日経平均株価の推移を見ると・・・9月まで上昇傾向で、ここ2週間下降気味という風に映ります。
前月のご商売の結果を翌月にチェックする私どもの仕事では、株価が上昇しているように、弊所のお客様の業績も多少時差があるにしても・・・上昇傾向であるはずなのですが、そんなことばかりとはいえません。

そこで、書籍やネットで情報収集していると面白い記事があったので紹介します。
ドルで見るとはっきりする「アベノミクスで日本経済はますます衰退している」という現実
執筆者は、山田順さん
要約すると9月25日に日経平均は1万6374円と今年最高値を記録した。
そのため、「株価が上がった」とメディアは報道したが、ドル換算すると下がっている。
たとえば、2カ月前の7月25日の株価は1万5457円だったので、たしかに円では約900円上がっている。
しかし、ドルでは下がっているのだ。

ということで、自分の体験も大事ですが、新しい視点・発想法を身につける必要性があることを痛感させられました。
平成26年をよりよく終えるために、平成27年を素晴らしい一年にするために、この秋、一度、立ち止まって、本をじっくり読まれては如何でしょうか?

(桐元 久佳)